2017-07-16

100th Death Anniversary of Philipp Scharwenka

Ludwig Philipp Scharwenka (Germany, 1847 - 1917) - Für die Jugend, 6 kleine Stücke für das Pianoforte, Op. 71; No. 4. Lento espressivo, C-Dur

今日はポズナン大公国出身のドイツの作曲家フィーリプ・シャルヴェンカ没後100年の命日です。今回はフィーリプ・シャルヴェンカ作曲「若者のために、6つのピアノ小品 Op. 71」より第4曲 ハ長調 を弾きました。

プロイセンの支配下にあったポズナン大公国のザムター (Samter, ポーランド語ではシャモトゥウィ Szamotuły) に生まれたフィーリプ・シャルヴェンカは、1865年に弟のフランツ・クサーヴァー・シャルヴェンカ (Franz Xaver Scharwenka, 1850 - 1924) とともにベルリンの新音楽アカデミーでリヒャルト・ヴュルスト (Richard Wüerst, 1824 - 1881) に音楽理論を学びました。同時期にハインリヒ・ドルン (Heinrich Dorn, 1804 - 1892) にも師事しています。1870年に同校で音楽理論と作曲の教師となり、1880年にヴァイオリン奏者・作曲家のマリアンネ・シュトレーゾー (Marianne Scharwenka-Stresow, 1856 - 1918) と結婚しました。マリアンネとの間に生まれた子、ヴァルター・ゲルハルト・シャルヴェンカ (Walter Gerhard Scharwenka, 1881 - 1960) は作曲家・オルガン奏者になっています。

1881年には弟クサーヴァーとともにシャルヴェンカ音楽院 (Scharwenka-Konservatorium) を設立しました。1891年に弟とともに渡米しましたが、翌1892年には弟を残して帰国しました。音楽院は1893年にクリントヴォルト音楽学校と合併してクリントヴォルト・シャルヴェンカ音楽院 (Klindworth-Scharwenka-Konservatorium) となり、フィーリプは米国在住の弟の代わりに同校の理事に就任しました。

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