2016-10-04

100th Death Anniversary of Max Battke

Max Battke (Germany, 1863 - 1916) - Märchen in E minor, Op. 11 No. 3

今日はドイツの作曲家・音楽教師、マックス・バトケ没後100年の命日です。今回はバトケ作曲「メルヘン ホ短調 Op. 11 No. 3」を弾きました。この曲は1902年に「新音楽新聞 Neue Musik Zeitung 」に掲載されています。

東プロイセンのシフス (Schiffuß, 現ポーランド領シヴォシェヴォ Siwoszewo) に生まれたマックス・バトケは、ケーニヒスベルクで、マックス・エステン (Max Oesten, 1843 - 1917) に師事し、次いで、ベルリンの王立高等音楽学校で学びます。シュテルン音楽院などのベルリンの音楽学校で教師として活動し、1900年には音楽ゼミナール (Seminar für Musik, 1910年に学校歌唱ゼミナール Seminar für Schulgesang と改称) の設立にも関わります。1897年に著作家のアーダ・ツィンメルマン (Ada Battke, geb. Zimmermann, b. 1879) と結婚し、二男のハインツ (Heinz Battke, 1900 - 1966) はのちに画家となっています。1916年10月4日にマックス・バトケはベルリンで亡くなりましたが、翌1917年には長男のフリッツ (Fritz Battke, 1898 - 1917) も第一次世界大戦のために亡くなりました。

生地のシヴォシェヴォはロシア・カリーニングラード州との国境の街であり、プロイセン時代のシフスが含まれていたヴァントラケン郡 (Amtsbezirk Wandlacken) の中心都市ヴァントラケンは、現在ではロシア領のズヴェーレヴォ (Зверево) となりました。

出典: Baker, Theodore, Baker's Biographical Dictionary of Musicians, 4th edition, 1940, page 68.

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