2014-09-23

100th Death Anniversary of Alexander Winterberger

Alexander Winterberger (Germany, 1834-1914) - Sonatine No. 1 in C major from 9 Sonatinen, Op. 104; II. Arioso (G major). La Melodia molto cantabile ed espressivo.

III. Andante con moto (C major).

IV. Intermezzo (A minor). Allegretto ma non troppo.

今日はドイツの作曲家・オルガン奏者・ピアノ奏者、アレクサンダー・ヴィンターベルガー没後100年の命日です。今回は「アレグロ・モデラート」、「アリオーソ」、「アンダンテ・コン・モート」、「インテルメッツォ (間奏曲)」、「アレグレット・グラツィオーソ」の5楽章からなるヴィンターベルガーの「ソナチネ ハ長調」 Op.104 No.1 より第2楽章「アリオーソ (ト長調)」、第3楽章「アンダンテ・コン・モート (ハ長調)」、第4楽章「間奏曲 (イ短調)」を弾きました。楽譜の脚注によると、アリオーソとアンダンテの2楽章のみを収録した版も出版されたようです (Dieses Arioso nebst dem darauf folgenden Andante ist auch allein als Nr.1 der Einzelausgabe erschienen. Preis für Beide zuammen 80 Pf.)。

ドイツのヴァイマルに生まれたヴィンターベルガーは、ヨハン・ゴットロープ・テプファー (Johann Gottlob Töpfer, 1791-1870) とフランツ・リストのもとで学びました。リスト作曲の「コラール『アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム』による幻想曲とフーガ」S.259 1855年改訂稿、「バッハの名による幻想曲とフーガ」S.260 は、ともにメルゼブルク大聖堂にてヴィンターベルガーのオルガン演奏で初演されています。ヴィンターベルガーは後者の被献呈者でもあります。

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