2018-04-22

150th Birth Anniversary of Knut Bäck

Knut Bäck (Sweden, 1868 - 1953) - Lyriska Melodier och Studier, Smärre Pianostycken, Op. 7; No. 13. I forkviseton (Like a Folk-song) (F minor)

今日はスウェーデンの作曲家クヌート・ベック生誕150年の誕生日です。今回はベック作曲「抒情的な旋律集と練習曲集 Op. 7」(全14曲) より第13曲「民謡風に ヘ短調」を弾きました。使用した楽譜 Album of Scandinavian Piano Music (New York: Schirmer, 1902) ではこの曲を第14曲としていますが、これは間違いのようです。

ストックホルムに生まれたクヌート・ベックは、同地で1885年から1891年にかけてリカルド・アンデション (Richard Andersson, 1851 - 1918) にピアノを、エミル・シェーグレン (Emil Sjögren, 1853 - 1918) に和声法と作曲を、ユーハン・リンドグレーン (Johan Lindegren, 1842 - 1908) に対位法を、 アンドレアス・ハレーン (Andreas Hallén, 1846 - 1925) に管弦楽法を師事しました。1891年から1894年までベルリンでカール・ハインリヒ・バルト (Karl Heinrich Barth, 1847 - 1922) にピアノを、マックス・ブルッフ (Max Bruch, 1838 - 1920) に作曲を師事しました。1896年よりイェーテボリでピアノ教師・音楽批評家として活動しました。

出典: Svenskt Biografiskt Lexikon

2018-03-26

100th Death Anniversary of César Cui

César Antonovich Cui (Цезарь Антонович Кюи, Russia, 1835 - 1918) - 4 Morceaux pour le piano, Op. 22 (À Mr. Théodore Lechetizky); No. 2. Bagatelle italienne. Allegro (B flat major)

今日はロシアの作曲家・批評家・陸軍士官、ツェーザリ・キュイ没後100年の命日です。今回はキュイ作曲「4つのピアノ小品 Op. 22」(テオドル・レシェティツキ Theodor Leschetizky に献呈) より第2曲「イタリア風バガテル」を弾きました。

キュイといえばロシア五人組 (Могучая кучка 力強い集団) の一人としてよく知られていますが、作曲家としてそれほど多作でないにもかかわらず演奏機会に恵まれない作品が多くあるようです。ボリス・アサフィエフは「19世紀初頭以降のロシア音楽 Русская музыка от начала XIX столетия」(1930) でキュイのピアノ小品 (Opp. 14, 20, 22, 39) を高く評価していて、この「イタリア風バガテル」については以下のように批評しています。

キュイのすぐれた室内楽曲は、小品 (ミニアチュール) 様式で書かれている。すなわち次のような曲がある。……作品22番の4つのピアノ曲 (Quatre morceaux) の中ですぐれているのも、小品風の "Bagatelle italienne" (『イタリア的小曲』) である。(アサフィエフ, 樹下節訳「ロシヤの音楽 下」, 208頁)

2018-03-20

200th Death Anniversary of Johann Nikolaus Forkel

Johann Nikolaus Forkel (Germany, 1749 - 1818) - 6 Klaviersonaten [1. Sammlung] dem Herrn Jungschulz von Roebern und Herrn Wichers in Danzig zum freundschaftlichen denkmal gewidmet (1778); Sonata V (F major); II. Andante (D minor)

今日はドイツの作曲家・オルガン奏者・音楽理論家・音楽史家、ヨハン・ニコラウス・フォルケル没後200年の命日です。今回はフォルケル作曲「6つのクラヴィーアソナタ 第1集」よりソナタ第5番ヘ長調の第2楽章ニ短調を弾きました。

コーブルク近郊のメーダーで生まれたヨハン・ニコラウス・フォルケルの幼少期から青年期については詳しく分かっていないようですが、地元のカントルであったヨハン・ハインリヒ・シュルテジウス (d. 1755)、ヨハン・ニコラウス・シュルテジウス父子 (ヨハン・パウル・シュルテジウス Johann Paul Schulthesius の祖父と父) について音楽を学んだと考えられています。ゲッティンゲン大学で法律と音楽を学んで以降はゲッティンゲンで活動しました。著作家としては Allgemeine Geschichte der Musik (一般音楽史, 1788/1801)、ヨハン・ゼバスティアン・バッハの伝記としては最初のものである Ueber Johann Sebastian Bachs Leben, Kunst und Kunstwerke (ヨハン・ゼバスティアン・バッハの生涯、芸術、作品について, 1802) がよく知られています。